個人指導時代の私の機関誌より

日報の記事から発展して、言いたい放題。別件ですが、今年から模試の採点業務が模試会一択となりました。塾での採点も認められていたのですが、どうも塾によっては自前の採点に忖度があったのではと勘ぐってしまいます。模試の品質向上に一票!模試の成績はいいけれど、実力が?

以下私の機関誌より抜粋

『中高生の多く読解力不足』より
◎主語と述語の関係 理解できていない(読解力調査の内容の一部より)
以下の文を読みなさい。
★幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を    命じた。

上記の文が表す内容と以下の文は同じか。「同じである」「異なる」のうちから答えなさい。

★1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を 命じられた。

                      ( 同じである ・ 異なる)
                  答率 中学生57% 高校生72%           正解:るな異
さて、英語の主語と動詞の見分けがあやしい君、どちらでしょうか?

 どの教科でもいえることですが、一定程度以上の得点を取るには、文 章題を解かなければなりません。
これはいじわるクイズの範疇ですが、

「コーヒーカップのとってはどちら側についている?」

がにっこりして答えられる頭脳の柔軟さも必要とされます。
 結局文章題を解くということは、持てる能力を全て総動員してはじめて得点できる問題といえます。
 計算問題・英単語・漢字の問題は訓練でなんとかなりますが、文章題は一朝一夕に克服出来ません。 逆にいえば、訓練で取れる問題は絶対に落としてはいけないのです。
 入試前は自信喪失でパニックになる受験生も多く見られ、それを逆手にとって大手塾では直前講座などを開催していますが、まさに弱みにつけ込む商法だと思います。
 合格すれば塾のおかげ、不合格なら「もっと早く、、、」。おっといけない。ここでやめときます。

答え:側外のプッカーヒーコ