昭和世代の長岡の言葉の訛りといえば、絶対トップにあがるのが「があがあ」なんでも言葉の終わりに「があ」。小学校時代、親の勤務の都合で北海道から転校してきた女子がいました。「なんでここらの人は『があがあ』って言うのか、なんか変でないかい」と、笑いながら言われました。とにかくがあがあ。今から思えば笑っちゃうくらい。数の勘定にも「があ」。「じゅうしち、じゅうはち、じゅうくがあにいじゅ」「にじゅうしち、にいじゅはち、にいじゅくがあさんじゅ」てなもんで。小学校の授業でさんざん先生に直されましたっけ。そういえばその女性教諭、選挙の話で、「このままでいくと次の選挙で○○党が政権を取るな」と言っていたことを思い出します。今その政党は何人の国会議員がいるのでしょう?ま、いいか。長岡じゅう「があがあ」言ってました。ちなみに、北海道からの女子生徒の「〜なんでないかい」は北海道の方言です。昭和はとかく雪の多い時期でした。当時旧国道8号線沿いの我が家でしたが、38豪雪の時は、2階から出入りしました。電線をまたいでの出入りです。また、国道をそりが走っているのも記憶があります。「馬のシャンシャンシャン」の音が耳に。ぼろ屋で、年々家が少しずつ傾いてきて、障子が開かなくなるもんで、父親がかんなで削って修正したんですが、ある年、まとめて数年分削っちゃえということで少し多めに削ったところ、突然障子が倒れてきて大笑い。ネコがたくさん子供を生んで、かわいかったんですが、ある日1匹足りない、でもどこからか泣き声がする。探したところ、なんとぼっちゃん便所に落ちてしまい、大騒ぎ。ひしゃくでレスキューして、タライで洗ったんだけど、匂いは当分抜けなかったです。ラジオのスイッチを切ってもなんか音がする。調べたら、中にネズミの赤ちゃんが入っていたなんて、今の子供は想像できないだろうな。隣の家からネコのレンタルがあったんですよ。ネズミ捕獲用に。しょっちゅうその家の立派な金魚をくわえて来たんだけれど、ネズミはどうだったか記憶に無い。きりがないからやめた。