1月20日(金)午後9時半頃、我が家の留守電に録音が入りました。ご多分に漏れず、常時留守電となっています。寝ながら聞いていると(はや!)明らかにネイティブな日本語ではない言葉が聞こえてきました。
「おとうさん、お元気ですか?地震は大丈夫ですか?なかなか電話がつながらなくて。お誕生日おめでとうございます。(愚息の誕生日なんだけど?)また、あとで連絡します。あの、マレーシアのミンコウです」てな内容の電話内容でした。最後のミンコウでぴんときました。我が家に最初にホームステイしてくれたマレーシアのミンコウ君です。かれこれ20年くらい前の話です。兎に角優秀な学生さんで、新潟大学のマスターコースに国費で留学に来たのですが、2年間ほぼ毎日、日本のドラマを見続けて、日本の女性の役割を論文のテーマにしてマスターコースを修了した逸材です。彼はそれにとどまらず、ペンシルベニア州立大学の博士課程にまたまた奨学金をせしめて進学した、マレーシアが誇る秀才と言っていいでしょう。大学を卒業後、ユネスコに就職しました。しばらくパリにいたのですが、その後インドネシアへ。今回メールでやりとりした結果、今はモロッコにいるようです。どうやら地震被害地が多く、おそらく世界遺産の損傷具合の調査とかなんかのリーダーかな。そのうち能登にも来るかもしれない。今思えば、優秀な若者達が我が家の周りにいたんだな。我が子の英語の教育のためにホームステイを受け入れたんだけれど、留学生同士は国が違うので共通言語は「日本語」。我が愚息も彼らに日本語を教える始末。あちゃぁ〜。ミンコウ君も日本を離れてはや20年、まだ日本語でメールが書けるなんて、なんて秀才なんだ。ラインで通話しようにも、ラインは韓国と日本限定のローカルな通信手段だし、スカイプはどうかとLee Waiさん(資生堂の美人)に聞くと、「今はスカイプではなくて、メッセンジャーだと思います」ということで、アプリを入れて苦戦中。できねえんだ、これが!(>_<)
以下メール本文
長岡の関です。みつけのわたしのいえにhomestayしたミンコウくんですか?
おひさしぶりです。いまはどこにすんでいますか?わたしのメールアドレスはかわりました。
あなたのアドレスがつかえるかチェックのメールです。