懐かしの銭湯 ああ銭湯

子供時代は家に風呂がなく銭湯でした。母親と一緒に女湯です。何の抵抗も恥ずかしさも無かったです。時代は昭和30年代、男子は家の外で用足し、幼児の女子は親に抱えられて外で用を足した時代です。おおらかな時代でした。男湯に入るようになった頃の話。父子家庭だったのでしょう、女の子が父親と一緒に入ってきていました。それもごく自然なことでした。あるとき、父親がいなくても一人で男湯に入ってくる事もありました。でもある時期から男湯から姿を消しました。どうも小学校5年生くらいの子でした。さすがに体の変化や恥ずかしさが生じたのでしょう。そんなミスマッチがたくさんあった時代です。今だったら大変な出来事ですよね。この度条例で、公衆浴場での混浴は6歳までと決まったようです。小学校2年生からは一人で入れということか。母子家庭より父子家庭の方が大変そうですね。ああ銭湯、懐かしの昭和レトロ、ノスタルジア、セピア色の青春。栃尾鉄道、栖吉川の蛍、サンマ1匹10円、アイスキャンデー5円、ネジ巻き式の目覚まし時計、春になると恐ろしいくらいに溜まったくみ取り式の便所、今日のおかずはコロッケじゃなくてメンチだわーいわーい、、、、やめましょう、きりがない。