桑の木に実がなった

昔養蚕が盛んだった頃の名残でしょうか、色々な所に桑の木があって、今赤や黒の実が盛んです。稲保のドッグコースにも一本あります。愛犬ダンも見てます。この実がおいしいのだ。赤いのは酸っぱくて黒く熟したのは甘い。気がつけば手や口が真っ赤っか。少年時代の、今みたいにおいしいお菓子なんか無かった時代のごちそう。みんな貧しかったね。あと、グミの実も。ちとしぶくて甘い。今の子供に言うとみんな「果汁グミ」の事しか知らない。あと、梅干しを、タケノコの皮のようなものに包んでそれをなめていたような記憶もあります。アイス1本とサンマ1匹が10円でした。母が、「サンマの方が絶対に得だ」と言ってましたが、私は心では絶対に反対でした。扁桃腺を取る手術をした後数日、アイスクリームしか食べてはいけないと言われた時、幸せでした(*^▽^*)。初めてカレーパンを食べたとき、世の中にはこんなおいしい物があったのかと感動しました。初めてカラーテレビが家に来たとき、一人見てはもったいないと思ったことを未だに覚えています。前にも書きましたが、真空管式のラジオを消してもなんか音がする!!裏蓋を開けたら、なんとネズミが子育て真っ最中でした。暖かかったのですね。今の子は、生まれた時から電化製品はリモコンが当たり前で何の疑問も持ちません。私たちの頃はテレビはガチャガチャ回すチャンネル式でした。消耗が激しくて、写りが悪いと、チャンネルと本体の間に紙を折って挟んで微調整して見たものです。だから、リモコンがでたとき、人間は怠け者になってあまり良くないと思ったものです。その通りに怠け者になっちゃいましたが。どうしてリモコンでチャンネルが変わるのか不思議で、色々勉強しました。赤外線という物があることを学んでもやっぱり不思議でした。今の子は、技術が進歩しているので、「不思議」が少ないですね。ある意味、私たち世代はいい時代を経験できたかもしれないな。技術の黎明期とともに生きた事に感謝。最初の車の「フェローマックス」のウォッシャー液の出し方は、ゴムボールを手で握って液がでるという、なんともアナログでしたぜィ!!ついでに、新潟工業高校のラグビー場脇にも桑の木があり、この時期体育祭で、競技そっちのけで私だけ桑の実を食べてましたぜィ!!