一日遅れの早朝初詣

1月2日朝6時前の蔵王神社。昨日午後4時頃初詣に行こうと思った途端、あの大地震。揺れた揺れた!中越地震のあの恐怖がよみがえりました。生意気にもあの当時高かったハイビジョンテレビ(ブラウン管の80Kgくらいある重くてキャスターがついているやつ)を持ってまして、揺れが収まった頃を見計らって外に出て。窓越しに、揺れであちこち動き回るテレビの地震のニュースを見てましたっけ。我が家半壊。毎日少しずつ家の形が変わっていく。だから人ごとでは無い。災害大国日本。7.13水害の時も三条勤務でした。五十嵐川の堤防が決壊し、高校体育館が水浸しで波打っている。水害時に教頭だった人が柏崎方面に転勤した途端、中越沖地震嵐を呼ぶ男と揶揄されました(私が言ったんだけど)。新潟も液状化の被害です。新潟地震の時もそうだった。考えてみれば、土や砂に比べて水は軽い。比重2.8位と1.0だものね。考えてみると、軽い水が地下にたまっているだけで、恐ろしい。地震で揺さぶられると、土や砂の剪断抵抗がゼロになり、(要はばらばらになって土の団結力が無くなる)重い土が下に潜り、軽い水が上に出てくる。これが液状化。同じ原理で、マンホールが地上に飛び出るのも、下水管は長い空気管のような軽い管だから上に浮くわな。自然には無力ですね。あのとき味わった恐怖を今、能登の人達が味わっていると思うと同情せざるを得ません。御身大切に。とても「あけまして、、、」とは言えない雰囲気です。ことしもよろしくお願いいたします。