電気事始め

長岡をはじめとする関東以北の電気の周波数は50HZで、関西以南では60HZです。大阪ではアメリカ製の発電機(60Hz)、東京ではドイツ製の発電機(50Hz)だったかららしい。何で交流で電気を供給するかというと、電圧の上げ下げが簡単だから。トランスさえあれば簡単に電圧のコントロールができます。私たち長岡では、蛍光灯は1秒間に50回点滅を繰り返してる。1秒間に50回目を開閉できれば、場合により暗いままの蛍光灯が見れるかも。交流を直流に変換するのは非常に簡単で、とりあえずマイナスの部分をカットすれば一応直流に近くなります。問題は、洗濯機とか扇風機などのモータを使った電気製品で、関西方面に引っ越ししてそのまま使うと、扇風機、ドライヤー、掃除機はがんがん狂ったように働くはず。逆に関西からこっちに来ると、やる気のない様に感じるはず。関西・関東の切り替えスイッチがあるはず。水力発電は安全で汚染物質を出さない素晴らしい装置だけど、もう日本には発電に適した場所はないのだそう。小千谷から先の十日町にいくと、いきなり信濃川がチョロチョロの小川になってしまいます。なんと長野側で水をパイプで取り込んで、その水を下流で発電に使ってるんです。長野から小千谷までだったら相当な高低差があるもんね。記憶に間違いがなければ、発生した電気はケーブルで送られ、山手線を動かしいるはず。新幹線は25000Vですと!先日架線事故で、電車が停電し、復旧作業に携わった人が感電したそうです。大丈夫ですかね?心配です。