バックコーラス

早朝のNHK第1放送の「ラジオ深夜便」を何気なく聞いていたら、懐かしい舟木一夫の高校3年生が流れてきました。それを聞いているうちに、歌手の歌声ではなくバックコーラスの女性達の声がやけに気になってきました。
あの人達は今どうしているんだろうか?どんな人生を歩んでいるんだろうか?名前が表に出ることなく無名で終わってしまうんだろうな。そう考えると、様々な歌手がいて、どう考えても自分より下手な歌手のバックで歌う人達の気持ちはどうだったのかと思い至りました。絶対キーは外さない、人とのバランスを崩さない等プロとしての技量が要求されます。そういえば、長岡工業高校OBで結成されたマンドリンクラブがあり、定期演奏会をして好評を博している団体があります。私もOBでは無いですが、一時期参加していたことがあります。そこで以前勤務した高校の同僚で、後に校長になった男がいます。マンドリンの合奏には、主役のマンドリンと伴奏のギターがセットで演奏します。その男、最初はギターだったんだけど、1週間でマンドリンに変更したそうです。伴奏(バック)じゃつまんないと思ったらしく、さっさと変わったそうです。今どうしてるやら。当時のその男の悩み事は、校長を60歳で退職したら、再雇用でヒラに逆戻りになるのが悩みの種で、校長間で話題になっているそうです。「だからお前さ、校長なんかになるからだ、バカか」と言ってやった事を思い出しました。数ある小中と違って、高校は少なく、校長にならない(バック)が優れた教員はたくさんいます。むしろ、、、、、、、、、、、、、、、んです!(私は違うんです)
現代は、音痴でかわいいだけの歌手は生き残れないし、バックコーラス、バックダンサーのレベルも以前とレベチです。ラジオでの舟木一夫の歌声からこんなことを連想しました。若い頃は感じなかった感情です。少しは成長したか、おれ。